障害福祉サービスは何があるの?⑬「就労定着支援」

障害福祉サービス

一般就労後も継続できるように生活面からも支援する「就労定着支援」を見ていきます。

 

就職移行支援等の福祉サービスを利用し一般就労した障害者を対象とした障害福祉サービスです。

この支援は就労に対してではなく、就労に伴って生まれる日常生活や社会生活の問題に対して支援を行うサービスです。このサービスは訓練等給付となります。

 

支援内容としては

①障害者との相談を通じて課題を把握する
②課題に対し、本人及び家族、その障害者を雇用している企業と課題解決に必要な関係機関、障害者が利用していた生活介護、自立訓練、就労移行支援、就労継続支援を行なう事業所や、例えば障害者職業・生活支援センターや医療機関、社会福祉協議会などとの連絡調整を行う
③課題解決に向けた支援を実施する。支援は障害者の自宅や企業等を訪問するなどして月1回は対面支援を行ない、また別に月1回はその障害者を雇用する企業を訪問する

対象となるのは

生活介護、自立訓練、就労移行支援、就労継続支援を利用して一般就労し、6か月以上継続して働いている方になります。

サービスの利用期間は3年間ですが、支給決定期間は1年ごとに更新されます。

市区町村または相談支援事業所を通じて申請し、事業者と利用契約を結びます。

 

まお福祉サービスを利用しないで、一般就労した方は対象外になります。その場合の就労定着支援については就業・生活支援センターへ相談をお願いします。