障害福祉サービスは何があるの?⑮「就労継続支援B型」

障害福祉サービス

雇用契約を結ばないで働く「就労継続支援B型」を見ていきます。

 

自分のペースで働くことができる場と日中の居場所という側面を持っています。雇用契約はありませんが、工賃をもらうことができます。A型と同様に一般就労に向けた支援を行い、一般就労に必要な知識や能力が高まった方は、就労移行支援や一般就労を目指します。

 

どのような仕事をするかといえば

雇用契約を結ばず、働きながら支援サービスを利用できます。

具体的には、A型と同様に、事務所の外で就労を行う「施設外就労」と、研修などを行う「施設外支援」があります。

事業内容は内職などの軽作業、パンの製造と販売作業、簡単な調理補助、リサイクルに伴う作業、移動販売、清掃業などになります。

対象となるのは

就労の機会を通じて、生産活動にかかわる知識および能力の向上が期待され、以下の①~③に該当する人。
① 就労経験がある人で、年齢や体力の面で一般企業での就労が困難になった人。
② 就労移行支援事業を利用した結果,B型の利用が適当と判断された人。
③①②に該当しない人で 50 歳に達している人または障害基礎年金1級を受給している人。

④ 障害者支援施設入所者については,サービス等利用計画を作成したうえで市町村が認めた人。