障害福祉サービスは何があるの?④「重度訪問介護 重度障害者等包括支援」

障害福祉サービス

まず「重度訪問介護」を見ていきます。

 

重度の障害により介護の必要度が高い障害者の方が対象になります。前項の居宅介護の障害福祉サービスでは対応しきれない障害者の方も多く、総合的に支援が必要な方が利用するサービスです。

利用者は障害区分4以上で

①重度の肢体不自由(二肢以上の麻痺等がある)で障害支援区分の

認定調査項目のうち「歩行」「移乗」「排便」「排尿」などの要件項目に該当する人

②重度の知的障害・精神障害により著しい困難を有し、障害支援区分の認定調査のうち

行動関連等要件項目に該当する人。

 

以上に該当する障碍者が対象になります。

 

障害特性により支援の内容は大きく変わります。

居宅介護と同様に、身体障害者の場合は、身体介護が多くなります。

知的障害者・精神障害者の場合は、自傷行為や他害行為などの行動障害に対応した介助が必要になります。

 

次に「重度障害者等包括支援」を見ていきます。

 

この障害福祉サービスは常に介護等が必要な方が利用する包括的な地域生活支援です。

筋ジストロフィー症やALS筋萎縮性側索硬化症などの常時介護が必要で居宅介護・生活介護・行動援護・自立訓練など複数のサービスを重度障害者等包括支援計画に基づいて、介護の程度が著しく高い障害者が自立した日常生活が送れるよう、生活の全般にわたり援助を行うサービスです。

 

障害支援区分6で意思疎通に著しい困難を伴い

① 重度の肢体不自由(四肢すべてに麻痺等がある)で,人工呼吸器による呼吸管理を行っている身体障害者。
②重度の肢体不自由(四肢すべてに麻痺等がある)で,最重度の知的障害者(重症心身障害者等)。
③重度の知的障害または精神障害により行動上著しい困難を有し,障害支援区分認定調査のうち行動関連項目に該当する人(強度行動障害など)

 

この障害福祉サービスの問題点としてはサービスを提供する事業者が少なく、全国どこでも受けられるサービスではないところです。

重度障害者等包括支援のニーズはありますがそれに対応できる体制を作ることが難しいのが現状です。

国においてもいろいろと議論されているようです。