訪問系の障害福祉サービスである「居宅介護(ホームヘルプ)」を見てみます。
障害者の方が障害の程度によっては在宅の生活を自分一人では難しい場合があります。その場合、訪問介護員(ホームヘルパー)が居宅(グループホームを含む)を訪問して家事や介護など日常生活の上のケアを提供し安心して自宅で生活を送ることができるようにする生活の基本のサービスです。
対象は障害支援区分1以上の身体・知的・精神障害の方です。対象となる方が広く、多くの方に利用されています。
以下のようなサービスがあります。
①身体介護 食事介助・排泄の介助・清拭・介助入浴。その他、必要な身体介助。
②家事援助 買い物・調理・洗濯・清掃。
③通院等介助 通院等のために屋内外における移動の介助。通院先での受診等の手続き等。(支援区分2以上などの条件あり)
④通院等乗降介助 屋内外での乗降介助。
傾向として、身体や重度知的障害の障害者の方は身体介護が多くなり、
精神や軽度知的の障害者の方は家事援助が多くなります。